書籍出版のお知らせ

​美文字はあきらめなさい

代表の清水が書籍を出版いたしました。

スマホがあればいいとはいえ、字をまったく書かずに暮らせません。「きれいな字が書きたい」これは誰しもが思うこと。おそらく10人のうち9人の人が、字にコンプレックスを抱いているのではないかしら?でも、何もあの「美文字」ではなくてもいいのです。「上手く見える字」が書ければ上々ですし幸せです。そうすれば自分に自信が持てて生き方も変わります。その「コツ」をマジックならぬ「文字っく」と称して伝授する、そういう本です!

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手書き文化振興会 共同代表 清水恵 × 宮本里香 対談
「手書き(Hand Writing)から生まれるコミュニケーション」

手書き文化振興会を立ち上げるにあたり、手書き文化が持つ可能性と必要性について取材していただきました。

――最近は、ビジネスでもプライベートなシーンでも、メールや活字が主流になっていますが、なぜ、あえて手書き文字をすすめるのでしょうか。

清水恵(以下、清水):メールでのやり取りが主流になってきたことで、コミュニケーションが苦手になっている人が増えていると聞いています。メールのような活字だと、ちょっとしたことを伝えるためにたくさんの言葉が必要だったり、気持ちを上手に伝えられないことも多いんです。

宮本里香(以下、宮本):感謝の気持ちを伝えるのであれば、メールで長い文章を送るよりも、手書き文字の「ありがとう」の一言の方が伝わるような気がしますね。

清水:個性を持った手書き文字には表情と体温があります。さりげない一言が相手の心に響くので、余計な言葉や説明はいらないんです。

清水恵

――悪筆なので、手書き文字を書きたくないという方も多いと思いますが。
――悪筆なので、手書き文字を書きたくないという方も多いと思いますが。

清水:自分が書く文字にコンプレックスを持っている方は多いようです。文字を書くシーンが減っているからこそ、なおさら書けなくなってしまっているのではないでしょうか。そこで自分の文字に自信を持つためのテクニックである「文字っく」を考案しました。

――美文字が書ける練習法ということですか?

清水:いわゆる美文字とは違います。その人が持つクセや個性を生かしながら、上手く見せるためのテクニックになります。上手く見える文字のマジックで「文字っく」です。横画だったら、幅を揃えたほうがいいとか、水平で10度右上がりにするときれいにみえるとか。ちょっとしたテクニックなのですが、コツコツと時間をかけて練習する必要がなく、即戦力で使えます。

宮本:時間も期間もかかる美文字の練習帳は、苦行に感じてしまうこともありますからね。

清水:例えば、履歴書を書く時になって、「練習しておけばよかった」という後悔する方も多いのではないでしょうか。「文字っく」であればすぐに自分の手書き文字を変えることができます。きれいな文字は、見た目だけではなく、印象にも大きく影響するんですよ。

横の線が右下がりになりがちな方であれば、少し右上がりにするだけで明るい印象を持たれるようになります。また、線の並びが不揃いだと粗雑な印象を持たれてしまうので、揃えるように意識をする。そうすると、物事に丁寧な対応ができる方なのではないかと思ってもらえます。手書き文字によって、その人の印象が全く変わるんです。

【ビジネスシーンで差をつける手書きのメリット】

宮本:最近は、企業戦略としても、手書きの手紙を取り入れる会社が増えてきていますね。

清水:そうなんです。顧客対応やお礼のお手紙など、手書きのメッセージを目にすることが多くなったような気がします。

宮本:私も会社員時代は、印刷されたカタログを送る際、お客様宛に一言を手書きで添えていました。お得意様であれば好みの商品をおすすめしたり、ご機嫌伺いだったり。ささやかなメッセージだったのですが、それだけで、ただのダイレクトメールやカタログが私信に変わりました。

宮本里香

――ビジネスにも効果があるということですね。

宮本:心理学に「ザイアンス効果」というものがあります。何度もあっている人に親しみを覚えるという効果。もちろん、訪問数、来店数をあげて、頻繁に会うことができればそれが最もいいとは思いますが、そうもいかないのが現実です。そこで、コンタクトポイントを増やすために、お客様の家の近くに行った際は、ポストに手書きのメッセージを残したり、手紙を送ったり。そうすることで、自分を身近に感じてもらうことができます。

清水:手書きの手紙やメッセージは、自分の分身みたいなものですね。人となりが伝わりますし。

 

宮本:そうなんです。「また、会いたい」「この人から買いたい」という自分のファンを増やすために、手書きの手紙やメッセージはとても効果があると思います。

――でも、手紙を書くのは苦手なのですが。

宮本:すごい文章を書こうと思うから大変なんです。ちょっとしたコツを押さえるだけで手紙は気軽に書けるようになります。ビジネスであれば、ひな形を応用する。ポストカードなら、デザインを重視すれば多くの言葉は必要ありません。そんな手紙を書くためのコツもご紹介していきたいと思っています。

社内のコミュニケーションツールとしても使えそうですね。

宮本:例えば、仕事を頼む時に、付箋で「お願いします」というメッセージを書類に付けるだけで、丁寧な人だという印象を持ってもらえますよ。付箋だったら、さっと書けますから。

清水:さりげない礼儀とコミュニケーションですね。

宮本:そういう気配りを見ている上司は必ずいると思います。私は、決して学歴が高いわけではないのですが、そういうことの積み重ねで、上司の信頼を得て、チャンスをもらってきました。地位がある方ほど、さりげない礼儀やコミュニケーション力を重視している感はあります。

【手紙は相手を思う気持ちであり、自分のためでもある】
――手紙はメールよりも優れたツールになりますか。

宮本:必ずしもそうとは言えません。手紙には、相手に届くまでの時差があります。やはり、ビジネスにはスピーディにやり取りができるメールは欠かせません。受け取る側の都合や気持ちを考えて、上手に使い分けることが必要だと思います。

清水:手紙とメールの違いは、相手を思う時間です。書くことで時間がかかりますが、自分自身に向き合うことができます。気持ちを整理したり、考えをまとめたり。誰かのために書いても、自分にフィードバックしてくるんですね。そうすると、相手に伝えたいことが見えてくるし、対話力もアップすると思います。

手紙を書くのは相手のためとは限らないということですね。

清水:自分のためでもあると思います。相手とのよりよいコミュニケーションが生まれるだけではなく、手書き文字に自信がついてくると、自分自身にも自信が持てるようになります。そうなると生きる姿勢も変わってきますよ。

宮本:そのためには、手紙や手書きを義務にせず、自分が楽しむことができるのが、最も大切かもしれませんね。相手の好みを考えながらポストカードを選ぶのも楽しいですよ。便箋やカード、切手もいろいろありますから。お気に入りのペンを見つけるのもいいですね。手紙を送った相手から、意外な反応があるとうれしくなります。手紙を書くことは、もちろん相手のためなのですが、自分の喜びも少なくないと思います。

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